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【コラム】ヨガインストラクター養成講座を受けるって?:ゆかの場合 | 墨田区押上・文京区千駄木のヨガスタジオ

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【コラム】ヨガインストラクター養成講座を受けるって?:ゆかの場合

2016年10月23日


先日、これから始まるバンデヨガ・インストラクター養成講座の “覗き見”講座をやってみました。

みなさんの話を聞いていて、「興味はあるけど・・・」という回答がとっても多く、
確かにいきなり決断するには時間もお金もかかるし、不安もあるよなぁと気づかされました。
またみなさんに教えていただきました。ありがとうございます。

 

そこで開催してみたのが、この “覗き見”講座。
実際のヨガ養成講座で使用するテキストから抜粋し、どんな風に行っていくのか、体験していただきました。
穏やかな昼下がりの日差しの中、
「ふんふん」「なるほど~」「へー」「きゃー!」なんて声が溢れ、
お互いに発見たっぷりの時間を過ごさせてもらいました。

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覗き見講座に参加いただいた方は、ほとんど養成講座への参加を決めました。
1名だけ、タイミングが揃わず今期ではなく次クールへのお申し込みに。
その決断ができたこともまた素敵なことだと思います。
タイミングについてもとっても大事だと思っていますので、最後までこのコラムを読んでもらえたら嬉しいです。
少々長いですが・・・。

さて、ヨガインストラクター養成講座の参加を決めるにあたって、いただいた質問がいくつかありました。
選択の参考になるといいのかなと思うので、ブログというかたちでお話してみようと思います。

これはあくまで、わたくし、ゆかのケースでのおはなしです。
遠い昔の記憶を辿ってみましたので(笑)、ご参考までに、お楽しみいただけましたら幸いです。

 

◯ヨガをどれくらいやって、養成講座にチャレンジしたの?

実は私は、ヨガ歴というと、本当にゼロでいきなりヨガインストラクター養成講座にチャレンジしました。
どうせお金を払ってクラスに通うのなら、そのまま資格がとれた方がいいじゃないという、合理主義な考え方・・・。
今振り返ると、やなヤツだと思いますが、こうして効率を真っ先に考えてしまうほど、時間に余裕のない生活をしていました。
もともとダンスを長年学んでいて体育教師の免許も持っていたので、身体的知識や身体技能的な不安点はそんなに感じておらず、申し込んだその時には、「ヨガってストレッチでしょ?」くらいの認識。(ごめんなさい。)

でも、その時の仕事を一生続けるという考えは既になく、
自分のライフワークとして、今まで培ってきた身体的な分野での指導者的職業に就きたいと思っていたし、
むしろ会社で経験してきたいろんな思いを、インストラクターとして様々な人と向き合う中で活かしたいと考えるようになっていました。
そして、何かを伝えるという立場にたつにあたり、資格として証明できるものがあることは大事だなとも。
なので養成講座に参加することで、指導法をしっかり学べることに期待をしていました。

 

◯どうやって講座を選んだの?

上記のような感じだったので、ヨガに関しては右も左も分からず、
ひたすらWEBにいろんなワードを打ち込み検索をしては、合同説明会に参加してみたり、資料を取り寄せてみたり。
ヨガ業界のことは全く知らなかったので、有名なスタジオとか有名な先生とか流派とか、そういうことは考えてませんでした。
というか、わかりませんでした。

養成講座はスクールによって、期間とか場所とか、本当に様々です。
基準があるので、取り扱うべき単元はある程度決まっていますが、その上で各校でテキストがつくられていて、各校の得意分野や考え方により比重が異なったりして、個性がついています。

当時の私は、この機会に溜まっていた有給を申請して、海外でとってもいいかな~とか。
スピリチュアルとかはよくわからないな〜とか。クラスってどうやって作ってるのか興味あるな〜とかとか。

浮ついたキモチと地に足をつけておきたいキモチの間をたくさん揺れ動きながら、最終的には働きながら学べて、なんとなくノーマルな雰囲気(笑)のところを選びました。
全てはヨガへの知識が薄かった私のせいですが、サンスクリット語での解説やスピリチュアル強めな空気感が、やはり少しハードルに見えてしまったのが、正直なところです。
決め手は、合同説明会に来ていた先生がキラキラしていたこと。結局浮ついたキモチが若干勝ったという、ミーハーですね。笑

でも、ヨガ歴ゼロは自分でも気になっていたので、短期集中ではなく、時間をかけて学ぶことを選びました。
ここは地に足をつけたいキモチが勝ってくれてよかったなと思います。笑
資格取得まで、半年くらいかかるコースでした。
平日は朝から終電まで仕事して、土日に講座を受けまくるという生活。
その中でレッスンにもできる限り参加して、ヨガのクラスとは何かというのを知っていこうと思いました。

 

◯参加してどうだった?

最初に驚いたのは「インストラクターになる!」という人ばかりではないんだぁということ。
職業にするしないに関わらず、ヨガインストラクターの資格を持ちたい人がいるって、
ヨガってすごいんだなって興味がぐんと湧きました。
こりゃストレッチじゃないぞと。(ほんとごめんなさい。)

仕事と養成講座の両立の日々は、大変じゃないというのは完全に嘘ですが、それでも楽しかったことが事実です。
ただでさえ寝る間もわずかな中で、新しい学びや様々な課題。
ですが、なんだか久しぶりに「こうしなきゃ」じゃなくて「こうしたい!」で動いている自分を感じて、充実してたんだろうなって思います。

学びはいつ始めても遅くないし、忙しいことは学ばないことの理由にならない。
「まだ」も「今さら」も、だってもへちまもないのです。
忙しい中であえて、初心者でありながら養成講座に踏み切った自分が、気づけたことです。

また、ヨガには本当に多様な側面があり、前述したようにスクールによって力を入れている分野が異なります。
上で述べたような基準でわたしが選んだ講座はやはり、哲学的な側面に関してはそんなにボリュームがなく、その分、解剖学やティーチングなどには強い講座でした。
ですが、フタを開けたらわたしは実は、ヨガの哲学的部分にもすごく興味があったようで、
というかむしろ、本当に学びたかったことはそこだったようで、この分野に関しても、修了後にたくさん勉強しました。
自分が学んできたことを再確認したり、足りないことを知れることもまた、養成講座に参加したからこそだと思います。
自ら学びを進めるための、プラットフォームができた感じです。

そして、この経験がまた、バンデミエールの養成講座をプログラムするにあたり、とても糧になりました。

 

◯卒業したらすぐインストラクターになれたの?

ヨガインストラクター養成講座を修了してすぐは、まだ会社でお勤めをさせてもらっていました。
でも「こうしたい!」が強くなって、それが会社で働くということとはかなり距離ができてしまったので、辞めました。
収入や生活の面での不安はもちろんありましたが、逃げではなかったので、間違った選択じゃないなっていう自信がありました。

会社を辞めてからは、本格的にオーディション等を受けて、インストラクターの仕事を少しずつさせていただけるようになりました。
いきなりたくさんのクラスは出来なかったけど、それでよかったなと思います。
ヨガスタジオの受付とかもやらせていただいたりして、少しずつヨガスタジオとはどういう場所なのかということも学びながら。
また、受付等の仕事も通して、インストラクターの仕事ってクラスだけじゃないってことも気づけました。
そのすべてが、今につながっています。

 

◯インストラクターになる以外にどんな風に資格を活かしている人がいるの?

様々です。
前述のとおり、スタジオでクラスをするだけがインストラクターの仕事ではありません。
自分の周辺の人にハッピーを届ける為に、おうちとか公民館で好きなクラスをやる人もいる。
多くの人にハッピーを届ける為に、たくさんのスタジオやイベントでの講師を目指す人もいる。
自分をハッピーにする為に、学びを続ける人もいます。
必ずしもクラスじゃなくても、ライターとしてWEB上でヨガに関するコラムを書いたり。
ヨガやアーユルヴェーダに関するグッズやウェアの開発に携わっていたり。

“からだ”って普遍のものだし、ヨガは単に運動だけでなく生活の知恵という面も大きく、
ヨガの養成講座で学んだことは、必ずしも職業でなくとも、日々の様々なところで生かすことができるのです。

 

◯ヨガインストラクターって楽しいですか?

ええ。楽しいです。
この仕事はわたしにとって、働くこと、学ぶこと、楽しむこと、それらをすべて叶えてくれるものでした。
なのであまり仕事とプライベートという境がなくなったし、それがとってもラクになりました。
きっと忙しくしているのだと思いますが、忙しいという認識も、漢字のごとく心を亡くすようなこともありません。
悩みや傷つくことはありますが、それを学びへと変換すればよいのだと、割り切れるようにもなりました。

そんなことに気づかせてくれたきっかけとなったのは、もちろん養成講座。
踏み切ってよかったなと、心から思います。

また、こんな毎日を過ごせるのは、わたしをインストラクターにしてくれている、このスタジオに来てくれるみなさまが居るからです。
この場をかりて。いつもたくさんのことを教えてくださり、ありがとうございます。
これからも学びを続け、成長し続けられる人でありたいと思っています。

 

ヨガインストラクター養成講座をやるかどうか。
そこに「こうじゃなきゃいけない」は本当に存在しません。

経験や技術、年齢にも関係なく、もし興味が少しでもあるのであれば、チャレンジしてみて欲しいと思います。

また、仕事としてのことを言うなら、「ヨガ」はもちろん、「インストラクター」という仕事も奥が深い。
養成講座を修了してからもずーっと学び続けることは忘れていません。
どんなお仕事でもそうだと思いますが、資格をとったからインストラクターなわけではなく、
経験や環境や生き方が、少しずつ人をインストラクターにしてくれるんだという思いで過ごしています。
その意味では、養成講座はヨガインストラクターとしての「学び方」を知る場所でもあると思います。

おおげさだけど、ヨガインストラクターの養成講座って人生観が変わると思うから、
ヨガが好きならみんなにオススメしたいのですが、どんなことにも必ずタイミングはあります。
だから、無理はしない方がいいです。

何かから「逃れるため」でなく、何かに「向かうため」であれば、それはすごく素敵な選択で、
ヨガの養成講座は、そこに近づくヒントをたくさん得られる場であることが、間違いないです。

気になっていたり、悩んでいたら、ぜひぜひお気軽に相談してくださいね!

 

バンデミエール
尾崎由佳

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