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【ブログ】インドの神様を(ゆるゆると)語ってみる。vol.3 | 墨田区押上・文京区千駄木のヨガスタジオ

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【ブログ】インドの神様を(ゆるゆると)語ってみる。vol.3

2015年06月14日


さてさて、ハヌマーン様です。

ゆるりとしたイラストと共に気の向くままにお届けしております、インド神話のバンデ的解釈。
今日はお猿さんの姿をしたハヌマーン様の番です。力強さや勇気、信愛と献身を象徴する神様。

ハヌマーン様、ヒーローです。孫悟空ばりの。
インドの伝説『ラーマーヤナ』で主役を食うんじゃないかという活躍をされているお方。
『ラーマーヤナ』は、インドネシアの伝統舞踊ケチャの中で演じ続けられていたり、連続ドラマ化されていたり、
西遊記や桃太郎、いろんな物語のルーツになってるお話です。

この物語の中で、どんな活躍をされているかというと・・・

主人公の王子様、ヴィシュヌ様の化身でもあるラーマ様。
その奥様、超絶かわいい(田んぼから生まれた)大地の神、シータ様。
悪魔にさらわれたシータ様を助けにいくラーマ様にハヌマーン様がお供することに。
島を飛び石のようにポーンポーンと跳んで海を渡って、シータ様のもとへ向かったそう。

でも、悪魔は強い。
一度は捕まったハヌマーン様、しっぽに火をつけられたのですが、、、

身体の大きさを自由自在に変えられるハヌマーン様は、
でっかくなって、そのしっぽ振り回したんだとか!
その辺一体火の海にして、見事シータ様を助け出しました。笑

・・・なんとなく、思い出すものがみなさまの中にないでしょうか。

ラピュタ。

さらわれて助けにいくのは、どんな物語でもテッパンかも知れませんが、姫の名前とか、
ちょっとシーンは違いますが、シータが巨神兵の巻いた火の海に囲まれてる絵も印象に残っています。

と、少し調べたら、そのルーツ説どうやら信憑性あるみたいです。
気になる方は「ラピュタ ラーマーヤナ」で検索をっ!笑

もうひとつ、豪快なエピソードをご紹介します。
ハヌマーン様、からだも大きくできれば、とてつもない怪力の持ち主です。

あるとき、ラーマ様の弟が病気になってしまいました。
そこでハヌマーンは、この弟を蘇らせてラーマ様を元気付けようと、
ある薬草を探しに山へでかけました。

日の入りまでに見つけないと効力がなくなるらしいのですが、どうしてもみつからない。。。

そこで。
持ち前の怪力を生かしまして、山ごと引っこ抜いて持ち帰りましたとさ。

めでたしめでたし・・・じゃないっていう話です。笑
かわいいですね、まったく。

と、一見豪華なエピソードではありますが、よくよく読むとどちらも優しさに満ちています。
愛と勇気をもって大切な人のために尽くす、さすがヒーローな神様です。

ハヌマーン様の名前はヨガアサナの中にも。
「ハヌマーン・アサナ」猿王のポーズ。

ハヌマーン様の素晴らしい跳躍の姿が元となって、捧げられたアサナだそうです。

コツは、ハヌマーン様にちなんで「勇気」ではないでしょうか。
あと、自分のからだを信じる心と、何よりリラックス。

でもやはり、準備がないとケガしちゃうので、このポーズに向かうためのアサナがこちらです。
みなさんがいつもバンデヨガのクラスの中でやってます。
ナマスカーラの中に出てくる、このポーズ。

「アンジャネーヤ・アサナ」です。
日本語では三日月のポーズと言われますが、
アンジャネーヤは何を隠そう、ハヌマーンの別名です。
ハヌマーンのお母様の名前が、アンジャナー。その息子という言い方がアンジャネーヤとなるそうです。
股関節の広い可動域はもちろん、鼠蹊部や太ももの筋肉、上半身と下半身をつなぐ腸腰筋。
普段のクラスでみなさまたくさん鍛えています。

このポーズの練習の積み重ねから、ハヌマーン・アサナは生まれます。
なんてったって、別名ですから!
勇気と信愛の心をもって、ハヌマーンにも一緒に楽しくチャレンジしましょう♪

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